書籍・雑誌

浜崎橋はなぜ渋滞するのか?

浜崎橋はなぜ渋滞するのか?

ニッポン放送取材班/編
清水草一/監修

ずっと買おう買おうと思っていてようやく購入。一般人にもわかりやすい車のコラムを書く人といえばこの人。初版2006年7月なのでちょっと情報が古いですが、目からウロコの内容がたくさんありました。評価は別として、首都高運転する人なら読んでおいてもいい1冊です。570円だし、多少空白が目立つのも目をつぶりましょう。

生活道路を使わない首都高渋滞の回避ルートを紹介。ちなみに私が実行している「困ったときはリムジンバスについていけ」は間違ってなかったんだなあ。環八より環七のほうが混雑激しいとは意外でした。

JARTICの女性アナウンサーの記事なども載っていて興味深い内容。噂には聞いていましたが、ほんとに原稿無しだったとは。朝のニュースでJRのお姉さんとは全く違うしゃべり方(まあ鉄道は遅れとか事故とか車より少ないからこそでしょうけど)。

以前、とある会合で知人から「大学の同級生でニッポン放送に勤めてるの~」とひとりの女性を紹介されたのですが、彼女が渋滞解説編に写真入りで出ててびっくり。キレイな人だなとは思ったけど、まさかアナウンサーだったとは…。

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思わず使ってしまうおバカな日本語/深澤真紀

祥伝社新書。

年賀状を書く時期になると、文面に悩み、なんて日本語って難しいんだ、と思います。もはや定型化というより記号化された謹賀新年だって、意味とか成り立ち考えると眠れなくなりそう。学生時代の恩師が毎年くださる年賀状も、毎年日本語に関する深遠なテーマが綴られており…。そのためか、ここ数年は書き初め代わりに日本語についての本を読むのが習慣化しています。

777円。もう少し国語、日本語学的な考察や解説が欲しかったのですが、言葉に関して気軽に読める本という意味では貴重な一冊です。なんといっても章立てとカテゴライズが秀逸。

以下、版元サイトから。

あなたも、知らずしらず使っていませんか?
「私って、コーヒー飲めない人じゃないですか」(自分大好き語)
「じゃがいもを切ってあげてください」(幼稚丁寧語)
「この寿司、マジでヤバイかも!」(実感語)
「女優さんのお仕事」「ぼくはお買い物します」(過剰美化語)
「○○社さんとは、よくお仕事させていただいています」(代理店語)
「はい、尊敬する人はお父さんです」(家族大好き語)
「前向きに楽しみたいと思います!」(ポジティブ・エンジョイ語)
「感動をありがとう」「マジですげえ」(ありがとう&リスペクト語)

違和感があったのは自分だけじゃなかったんだ、と安心。暴論だろうと思うところは一部ありますが、言葉に隠れたメンタリティや時代をよく考察しています。

スポーツ選手とか芸能人がよく言う「夢を与えたい」っていうのも、余計なお世話というか思い上がりでしかないと常々感じていたし、20歳過ぎの芸能人がオフィシャルな場で「うちのお父さんが~」というのも、大人になれよ、と。正しく日本語を使えない私が日本語の乱れ、などというつもりはないけれど、どこかで引っかかる。わかってても使っちゃうこともあるし。

特に、「させていただく」って避けたいと気をつけつつも、私もつい取引先相手だと使っちゃう。便利な言葉ではあるのよね。

最近、仕事で外国の方と話す機会が多いですが、美しい日本語を使っていて驚かされることがよくあります。じゃあ美しい日本語って一体なに?と考えだすとキリがない。

言葉は時代とともに変化していくし、正解はないだろうけれど、相手にちゃんと伝わらなければ無意味なわけで。日本語って難しいけど文化なんだなあ、と改めて考えてしまいます。

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たまの駅長だより―いちご電車で会いにきて

先日、身内が「丸の内の丸善でも売り切れだった」とショボーンと帰ってきたので、amazonでオーダー。

で、今日キターっ!

わかやま電鉄貴志川線の貴志駅長、たま。
雑種の三毛猫さんです。

『たまの駅長だより~いちご電車で会いにきて~』

駅長のたまだけでなく、助役のミーコ、ちびも大出演の写真集。いちご電車も紹介されてます。カメラワークというかレイアウトはちょっとどうなの?とも思うけど(類似カット多過ぎ)、まあそれもご愛嬌。とっても和めます。ねこちぐらのいちごハウスでねこ鍋状態の写真が特に好き。

社長さんの「グランドオープンのごあいさつ」には、たまが駅長になったなれそめが書いてあって、くすっと笑ってしまいました。「何でも手伝う」って…。

乗りにいきたいなあ。日に日に寒くなってきたし、ぬこたちをモフモフしたい~。

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川上弘美「パレード」で文庫本について考える

「パレード」川上弘美
新潮社文庫。

「センセイの鞄」も面白かったし、サイドストーリーと聞いていたので中身見ずに購入。400円と安かったし、薄いな、とは思ったんだけど。

結論から言うと、なんだかなあ。

作品自体はよかった。出だしのそうめんを食べるところの表現なんて、あー、ツキコさんとセンセイの会話だなって感じで。内容はファンタジックな小話なんだけど結構シリアスで、小学生が読んでも心に残る作品かと。

ただ、装丁がねえ。

私は活字で楽しみたかったの。なのに空間あけすぎのレイアウト。短編だからああいう字送りにするしかなかったのでしょうか?デザインは確かにおしゃれなんだけど、買い手からするとそんな分量で文庫本1冊作るなという感じ。他にエッセイ入れるとかしてほしかった。もうちょっと長い小説を読みたかったという個人的な事情も多分にありますが。

イラストも見ると味わいがあるし、結構かわいい。が、見開きに渡って点にも近い短い線で埋め尽くしているような意味不明なものが不快。文庫本でそのイラストってホントに必要なんでしょうか?文章量に対して、巻末の広告もやたらと多かったし。

と書いてから知ったのですが、もともと平凡社から発売されていたものを文庫化したものだったのね。

カフェでコーヒーでも飲みながら、絵本感覚で読める1冊。そういう意味ではアリなのかな。

最近の文庫本って写真重視だったり、イラスト重視だったり、いろんな形態のものがありますが、自分の中では、「文庫本=字がいっぱいの小説」という思い込みがあって、無駄に感情的になってしまいました。ということで時限UPにするかもです。でもやっぱりひとこと言いたい~。本はやっぱり中身をぱらぱら見てから買うようにしよう。

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自分好みの顔写真と他人が良いとする顔写真の違い

以下、テーマ重いうえ長いです。

「よく撮れてるよ」ともらった写真を見て、ガビーンとなることってありませんか?自分で納得いかないというか。先日、それで(私の写真を撮ってくれた)友人と口論になりかけました。「何が気に入らないの?」と言われても具体的な理由なんて答えられない。気に入らないだけだから。撮ってくれた友人に対して申し訳ないと思ってはいるのですが。

たぶんその「気に入らない」内容は、他人から見たら、大したことじゃないんです。でも当人にとってはいたって大きな問題。例えば、オンナだったら、多少は細くキレイに撮ってもらいたいとか、人が良さそうに撮ってもらいたいとか、その人なりの願望みたいなもの。

この出来事が喉に刺さった魚の骨のように気になって数日が過ぎたのち、偶然、この逡巡を明快に表現した小説を読みました。

姫野カオルコ「整形美女」(新潮社文庫)。

整形手術を悔やみ、元の顔に戻す手術を終えた登場人物の女性に対して、男友達が言うセリフ。太字が引用部分です。

「(中略)男でも女でも、なにかでその人の写真が要るときがあるだろ。お見合いとか(中略)、Eメール文通相手に送るとか。そういうときその人は自分が気に入っている写真、きれいに撮れてるとか、かっこよく撮れてるとか、自分でそう思っている写真を渡してくる。(中略)けれど、その人のアルバムにはたいてい、もっといい写真があるんだよ。その写真にしろとだれかが言っても、本人は"えー、こんなの"なんて言う。」

さらにその場にいた老医師が続ける言葉。

「(中略)本人がわたしてくる写真は(中略)その本人のコンプレックスが、写真のアングルとか光のあたりぐあいとかいった修正液で消えた写真なんです。本人以外の、本人を友愛する者が選ぶ写真は、本人のコンプレックスが出とる写真なんです。(中略)ですが、本人以外には、その本人にしかない陰影のある、じつにいい写真に見える」

これ読んで、ああそうか、と気持ちが落ち着きました。

仕事柄、プロのカメラマンに撮影してもらうことも度々ありますが、その上がりを見て腑に落ちない、ということはほとんどない。おそらく何が求められているのか経験上心得ていて、(自分の表現を抑えて)こちらが喜ぶように撮ってくれるんだと思います。友愛という感情は欠落してはいるけれど。

たぶんコンプレックスと向上心と努力は紙一重。
自分の写真の写り方を受け入れられるように、どこまでもニュートラルに生きていけたらいいのだろうけれど、それでは向上心を失ったり、努力を怠ってしまうような不安もあったりして。難しいもんだ。

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amazonアフィリエイトで初のギフト券&おすすめ沖縄本1冊

本の感想文を書くのに、画像が欲しいと思って始めたamazonのアフィリエイト。

突然、紹介料支払いのメールが来ました。

どんなものが売れたのかとレポートを見ると、オルガンなど鍵盤楽器関係の書籍とミュージカル系のCDなど、別宅ネタが大半。リンク作成が面倒でめったに更新してないんですけどねえ。

これを元手に「チーズスイートホーム」の来年のカレンダーを買おう!

と思ったらまだ予約受け付けてなかった…orz。amazonじゃ買えないのかなあ。

調子に乗って、おすすめの本のリンクでも貼っておこうかな。

「仲村清司の独断偏見!!沖縄とっておきの隠れ家」。自分が好きな店がいろいろ載ってます。観光第一だとちょっとディープすぎる感がありますが、沖縄出張の夜はやっぱり那覇がいちばん楽しい。この本の中で今、いちばん行きたいのは泉崎の生麩の鍬焼きが自慢の店。沖縄旅行の前に読んでおくのと役立ちそうです。

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なぜ日本にはいい男がいないのか 21の理由/森川友義

ディスカバー携書。

初めて聞いた出版社。創刊第1弾だそうです。新幹線に乗る前に、大宮駅の書店で購入。著者は政治学が専門だそうで。買わせるためのタイトルとしては非常にキャッチーだし、誰もがそそられるテーマだとは思うけど、これで1冊1050円はどうだろう。

第一、日本にいい男がいないワケじゃないと思うんですが。自分の身のまわりを見回したって、公私共に順調ないい男はたくさんいるし。もちろん海外に行けば、紳士のごく自然な親切ぶりに「日本の男性とは違うなあ」とときめいてしまうことはあるけど、文化や社会が全然違うからよく見えてしまう一面もあるし。つーかそんなこと言ってると、日本の男性陣に「日本にだっていい女なんていないじゃないか」といわれそう。最近、外国人女性と結婚する男性も増えてきてるようですしね。恋愛資本主義とか恋愛格差社会とかイヤな時代になったものです。

数値から考察するのは斬新だし、参考になることもあるけれど、最後は男も女も自分次第ですからねえ。特に恋愛は自分の経験に即して主観的に考えてしまいがちなテーマですし。科学的視点とか数学的視点から物事を考える人には納得の一冊かもしれません。

内容については確かになるほどねー。という見方も大いにあります。でもやっぱり目次だけで十分かも。パラパラ立ち読みして気に入ったらレジまでどうぞ。

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姫野カオルコ/ツ、イ、ラ、ク

角川文庫。

わりとこの人の作品読んでるほうなんですが、ようやく手に取りました。関西地方と思しき小さな町の、閉塞感のある生活の中で描かれていく残酷なまでに正直な少女の生活。登場人物多すぎて把握するのに時間がかかり、やっと読みきりました。

時を追って話は二転三転していくのに、偶然が重なったり、ラストシーンは「何だよ!」と突っ込みたくなるほどあっけない幕切れ。表紙写真も直接的すぎていただけない。でもいいんです。たぶん、コドモじゃわからない世界。大人が読んだらどこか心が疼くような恋愛小説なのでしょう。

以下、裏表紙のキャッチのラスト一文。さっきカバー外して気付きました。名言です。

恋とは、「堕ちる」もの。

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恋人よ(上)(下)/野沢尚

幻冬社文庫。飛行機乗る前にタイトル買い。

昨年秋、tvkで見た水曜どうでしょうで、大泉洋がベトナム・フエの宮廷料理レストランで「『恋人よ』歌いまーす」というシーンがあり、やたらとキーワードとして印象に残っていたのです。

買ってみたら当然歌のほうは関係ありませんでした。

大ヒットドラマになってたなんて知らなかった。私この時期何してたんだろう。テレビドラマに興味なかったし、当時はいろいろあったので。テーマ的にも確かにヒットするだろうなあ。遼太郎役が佐藤浩市ってのはなんとなく納得。

「青い鳥」を見たときに(長野色の115系が出てきたりと鉄な人たちの間でも話題になりましたね)、ああ、この人は『堕ちていく』のを描くのがうまい人なんだ、という印象がありました。だからこそ脚本家として成功したのでしょうけど。

上巻は面白かったけど、下巻の展開がねえ。途中まではスリリングだったけど、純愛物とはいえラストはちょっと都合よすぎません?(文庫の解説者も指摘していた)と思いつつも1日で読みきっちゃいました。

謎の自殺からもうすぐ3年。この人の小説、もっと読みたかった。遺作となってしまった「坂の上の雲」の脚本はどうなってしまったのだろう。

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俵万智 トリアングル

成田空港の本屋で見つけた文庫本。「この人小説も書いてたの?」と興味を持ったので、旅行ガイド(当日買うなよ)とともに購入。だって目次に釧路湿原とか、パリの他にも、自分の思い出深い土地がキーワードになってたもので。

主人公は33歳の独身女性フリーライター薫里。
あとは著者のサイトにて。
キャッチコピーは、

妻子ある恋人と過ごす満ち足りた時間
年下の彼がくれる新鮮な刺激
二人を同時に愛するのは罪なのだろうか
著者初の長篇恋愛小説

だそうです。

どう読んでもシングルマザーとなったご本人の私小説な感じがするのですが…。表現が極端にエロティックな部分と、婉曲すぎるところの落差は計算されたものなのか、それとも揺れる女心なのか。

成田空港ではなく、スカイライナーの切符で恋の短歌が作れるところが素晴らしい。なぜか私の好きな八海山泉ビールの商品紹介もあり、この一文だけで俵万智って結構いい人なのかもと思ったり(爆)。

映画化されたんですね。映画の公式サイト見ると、原作のイメージと全然違うなあ。

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灰谷健次郎の世界

朝、目覚まし代わりのテレビを聞きながらふとんの中でウトウトしていたら、訃報が。享年72歳。

「兎の眼」は誰もが通る道かもしれませんが、その他読んだ覚えのあるものを挙げてみると(リストの年代バラバラです)結構あるなあと。

太陽の子
海になみだはいらない
子どもの隣り
灰谷健次郎の保育園日記
ろくべえまってろよ
いま、島で
とんぼがえりで日がくれて
せんせいけらいになれ
天の瞳

くらいでしょうか。

小学生の時に読んだときは「爽やかな読後感じゃないけど、なにか重いテーマがある感じ」という印象を持った。学生時代には(教職課程で強制的に読まされた)は「この人の望む世界を実現させるのは難しいだろうなあ」と。でも心に何かが引っかかるものが残った。ただ熱心なファンではないので、沖縄ネタとか思想についてはよくわかりません。

話の内容が押し付けがましいとか理想高すぎとかいう批判もありましたが、それはそれでいいんじゃないでしょうか。この人はもともと教員だったし、理想もあったはず。個性が際立っているので、読み手側も意図が汲み取りやすかった。いずれにしても児童文学に大きな足跡を残した作家だと思います。

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モーニング25周年記念展

先日、銀座線の駅ホームで見つけたポスターにびっくり。

チー(下の猫)が一番前で「あえ?」って顔してるの。モーニングの宣伝だったのね。しかもその隣には谷川俊太郎の詩が。この人最近広告で詩を書くこと多いんでしょうか。生命保険のCMもやってたし。

「モーニング25周年記念 manga展 -マンガとコーヒーとモーニングの白い公園で-」
11月9日~12日
表参道スパイラルショウケース

モーニングといえば、我が家では「チーズスイートホーム」「とりぱん」がお気に入り。身内は「ジパング」も愛読。まあ特定の世代の男性ってこういうの好きですよね。島耕作も同じ雑誌だったことに気付いた今日この頃。チーの展示があるなら見に行きたいなあ。

チーのカレンダー、いつ来るんだろう。こっちは卓上版。

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遠藤周作の未発表作品発見

遠藤周作の未発表作あった 46年ぶり今月出版(8/6朝日新聞)

ファンや研究者にはかなりの驚きだったんじゃないでしょうか。

高校1年の頃、遠藤周作にハマリ、3年間で全部コンプリートするのを目標に読みまくった記憶があります。多作な人だったので、結構大変でした。

「私が・棄てた・女」「沈黙」「侍」とか「私にとって神とは」など、かなり重いテーマが多かったはずなのですが、そういうのに向き合いたい年頃だったのかもしれません。

ただ、恋愛読本の類は「うーん微妙」と思った記憶あり。その世代なら(もう少し後ですが)山口洋子のほうが修羅場くぐってるだけ説得力があったような(笑)。

未発表原稿は今月末発売ということなので、読んでみたいです。

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今週の週刊東洋経済

20060616a
6月17日号。初めて自腹で買いました。以前勤めてた会社では上司が定期購読してたものを横取ってたんですが。昔からあんなイラストの表紙でしたっけ?

巻頭特集は
知られざる巨大流通 台頭!「JR」百貨店。

もはや巨大マーケットとなったJR旅客各社の駅ナカ商法や百貨店との共同開発に関する記事。新聞やテレビだとザッと流してしまうところも丁寧に取材されていました。もっともインタビューよりデータ類のほうがおもしろかった部分もあるのですが。これもまた時間をかけてまとめたものなのでしょう。これから開業する大型店って、ラゾーナ川崎が関東最大規模になるんですね。しかもなにげに12番目にセンター北が入ってた。

でもエキュート品川とかって入場券買ってまでお買い物にくる人って多いんでしょうか?私なんて一旦改札出て京急で生鮮食料品買ってるんですけど…(←エキュートより安い)。アトレもあるし。

あと、異様なまでに村上ファンドを敵視してるんだかよくわからない。カッコよく言うなら「編集部総力徹底取材」ってなところなんでしょうけど、新聞でも報道されてるし食傷気味。ミヒャエル・ヘフリガーさんのインタビューは最後物足りない感じもしますが、見開きだし「音楽の友」でなく経済誌に出るところに価値があるかと。

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清岡卓行さんよ永遠に

今月から友人が大連に赴任しました。

大連といえば、受験勉強にいそしんでいた文学少女(すいません言ってみたかっただけです)時代に読んだ清岡卓行の「アカシヤの大連」しか知らない私。5月になると大連ではアカシアの花が咲き、今がいい季節なんだとか。一度は行ってみたいと思っているのですが。

アカシアの花とともに永遠の眠りについたというのも運命なんでしょうか。

ただ、この人が「猛打賞」を発案したとは知りませんでした。合掌。

詩人・作家の清岡卓行さん死去(6/5朝日新聞)

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ご近所のミケさんへ(猫の本2題)

大阪からのお客様と打ち合わせ&ランチして、クルマで帰宅途中。あと30mで自宅、というところで野良猫のミケ(うちではミケと呼んでるが、近所の子供にはタマさんと呼ばれているのを目撃)が赤信号の横断歩道を猛ダッシュ。危うくひいちゃうとこでした。

頼むよ~。横断歩道まで分かるなら一時停止してくれ~。と無茶なこと考える金曜の昼下がり。

遅くなりましたが、チーズスイートホーム3巻と猫本、どちらも発売日に買いました。猫本、かなり笑えます。「とりぱん」の猫の話とか、ホワッツマイケルの懐かしマンガとか続々登場。

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他人を見下す若者たち/速水敏彦

講談社現代新書。新幹線の中で読もうと品川駅で購入。タイトル勝ちという印象。こういう本が出版されたところに時代を感じます。

どちらかというと教員や子供を持つ親向けかなあ。教育心理学向けテキストっぽい、と思ったらこの人そのものズバリ本職でした…。

amazonのレビューを見たら、相当若者が反発してますね。団塊世代を敵視する内容が多くてびっくり。個人じゃなくて世代全体として見てしまうところが若いと思うけど。人を見下すのもそうですが、それぞれの世代間どうしの感情悪化のほうがよほど暗澹たる気持ちになります。確かにデータ不足(というかサンプルが少ない)な気はしますが、心理学でデータを集めることって(それが多感な10代対象ならなおさら)本当に難しいことだと思う。化学実験みたいにはいきませんがな。

読み物としては興味深く読めるんじゃないでしょうか。もっとも、読み物にするんであれば、もっと筆者の主観ガンガン入れて欲しかったけど(笑)。そのほうがたぶん面白かったはず。

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蕎麦屋の恋 姫野カオルコ

角川文庫。
この人の本は昔から好きだった。が、最近はご無沙汰。先日たまたま書店で手に取ったら京浜急行が舞台だというので買ってみた。以前、京急が映画シナリオを募集してましたが、どうなったんでしょう。仕掛けとしてうまくいってたようには見えませんでしたが。むしろくるりのほうが記憶にあるし。

閑話休題。内容自体は彼女らしい恋愛観がいつも通り展開されており、心地よく読めます。ただ、なぜ舞台が京急なんだろう。品川の喧騒と横浜の住宅街、そして京急川崎の雑踏を対比させたかったのかなあ。のんびり走る東横線じゃダメですか?田園都市線だと混みすぎだし、西武や東武や小田急だと特急は有料だし、やっぱり2100系がポイントなのかしら。

そういえば、私も以前、京急の快特品川行きを愛用してました。夕刻、横浜を出て、蒲田をだいぶ過ぎて高架になり、夜景がどんどんきらめき始める時間帯。楽しみにしていたデート(と一方的に思っていた)なのに、電車がスピードアップしていくのと同期して緊張感も高まって、なぜか勝負しに行くような精神状態になったりして。もっとも北品川の踏切あたりで気持ちも落ち着き、結局ご飯食べて帰ってくるだけでしたが(自爆)。

京急って、品川から三崎口まで結構バラエティ豊かな沿線を一気に走っていくのよね。「トロと休日」の時のオープニングとエンディングの映像みてもそう思います。なんか切なくなるっていうか。そういう魅力が京急にあるからほのぼの系ゲームや恋愛小説のネタにもなるのでしょう。

私鉄の話が続いてしまったよーな。

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駅伝がマラソンをダメにした/生島淳

20060227a

駅伝がマラソンをダメにした/生島淳(光文社新書)

毎年行われる箱根駅伝。卒業生にとってはお正月の娯楽のひとつでありましょう。なぜあそこまで各大学が気合を入れてくるのか。また、日本の女子マラソンが世界トップレベルにあるのに対して、男子がイマイチなのか、興味深い考察があります。

目次の章立てを見て速攻買いました。
第1章 変わる箱根駅伝
第2章 テレビが生んだ駅伝中心主義
第3章 新興校を分析する
第4章 伝統校を分析する
第5章 駅伝がマラソンをダメにした
第6章 女子マラソンはなぜ強い

えー、ワタクシ、マラソンも駅伝も、これといって興味があるわけではなく、国道1号や15号に近いところに住んでたのでなんとなく見てた、という感じでしょうか。

目標に向かって頑張ることは素晴らしいし、彼らの努力と結果に対しては賞賛します。レースも見ごたえあるし。その一方で、悲壮感漂わせつつ走り、テレビが不必要までにお涙頂戴的に盛り上げていることに、以前から疑問がありました。スポーツ推薦で入った学生があまり勉強せずに専門科目の単位を取ってた姿を見て「なんだかなあ」と思ったという記憶があるためでしょうか(了見狭くてすみません…)。もうスポーツの活躍だけで受験生が増えるという時代じゃないと思うんだけど。

箱根駅伝の観戦ガイド的読み物として、かなり面白い一冊です。駅伝は現場で見るより家のテレビで見ていたほうがレースの概要がわかる、というところには思わずうなずいてしまいました。

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1010 2月号

20060211a

“1010”は東京都公衆浴場業生活衛生同業組合、つまり東京都の銭湯の組合が出してる情報誌。今月もゲットしてまいりました。今回の特集は「銭湯でできる水中運動で体力増強」。その他、都内の銭湯の紹介記事などもあり、なかなかおもしろいので、見つけたら一度お手にとってみては。

実家の近くに温泉銭湯があり、帰省(ってたいした距離ではないですが)するたびにひとっ風呂浴びてきます。やっぱり広くて大きなお風呂、それが温泉とくれば素晴らしい~。しかも値段は銭湯価格で400円。そのあと飲むビールが最高なのよ~。

ただしこの銭湯、やたらとあつ湯好きの江戸っ子が多いのが侮れない。温泉浴槽、ふつうのお風呂があるのですが、温泉浴槽はなんと44度オーバーのことも。温度計壊れてるのか、草津の時間湯でもやれというのかい。で、源泉(冷泉)でうめると常連おばちゃんの目が厳しいんだこれが。まあそのうち慣れてきますけどね。おかげでぬる湯で長湯なんていう優雅な入浴パターンが苦手になりました…orz。

先日テレビ東京でやっていた「銭湯の若旦那で、自腹新製品レビューが大人気」というブロガーさんはどこの銭湯なんだろう。

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ズッコケ中年三人組

20060104a

先日ご紹介した本、読んでみました。思わず帯つきでスキャンしちゃったよ。

内容は読んでいただくとして、児童向け推理小説という那須ワールド120%。ただ、子供を意識しすぎるあまり、漢字をひらがなに開いている部分が多くて読みづらかった。また、あとがきでも触れられていたけれど、子供も読むのでキワドイ表現はNGだったとのこと。モーちゃんの奥さんのセリフ「今夜からしっかりサービスするわ」がギリギリかと(爆)。大人が楽しんで読むというよりは、懐かしさに浸るという作品のような印象。

圧巻は、表紙裏にあるシリーズ全50巻の表紙。読んでないものも多々あり、思わず全部読破したくなっちゃいました。ズッコケシリーズをコンプリートしている小学生って結構いそうです。

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「ズッコケ中年三人組」発売

「ズッコケ中年三人組」を出版 那須正幹さんが続編
(12月21日 朝日新聞)

小学生のときに読み漁った「ズッコケ三人組」シリーズ。NHKでドラマ化もされましたよね。なんとその中年バージョンが出るそうです。舞台は28年後。記事によると

・ハチベエはコンビニを経営する一方、スナックのママに熱を上げる
・モーちゃんは勤務先が倒産してビデオ店でアルバイト中
・ハカセは教師になったが、学級崩壊状態

…なんか書いてるだけで哀しくなってくるような(笑)。まあ中身自体はハラハラ冒険ストーリーもあるらしいのですが。書店で見かけたら買ってみよう。版元にも出てました。

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新潟の?(はてな)

20051208b

朝日新聞新潟支局 (著)
amazonからの出版社/著者からの内容紹介
朝日新聞新潟支局の記者たちが、転勤族の目で新潟の?を徹底取材。新潟の常識は全国では非常識なのか。

ワタシが新潟に住んでいたときから連載で、途中で引っ越してしまったので気にはなってたんですよね。横浜育ちで都内に住んでいたので、いきなりの新婚生活と地域ギャップに驚いたことは多々。この企画考えた人、エライと思ったもの。

・あいさつの冒頭「ごめんください」というのはなぜ
・大みそかに寿司が飛ぶように売れるのはなぜ
・佐渡には鉄道がないのに駅があるのはなぜ
・「五十嵐」は「いからし」なぜ
・「信濃川」長野ではなぜ「千曲川」

本書で記事を書いている葉山梢記者、新潟支局から東京に戻っていらしたのかしら。最近の朝日新聞で署名記事をよく見かけます。

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たかがビール されどビール

20051104a

とあるビアホールのマスターからお借りした一冊。

元アサヒビール・マーケティング部長、松井康雄氏の著書(日刊工業新聞社発行)。アサヒスーパードライをヒットさせた実務責任者によるノンフィクション、というのがウリ。

現在販売されている大手メーカーのビールの中でも、私があまり美味しいと思えないのがこの銘柄。理屈はわからないんだけど、平面的で味がないというか。「お風呂上がりにとりあえず」なら我慢もするけれど、メーカーコンセプトとしては「お風呂上がりのビールではなく、ビール自体の味を何杯も味わえる」ものらしい。新橋ビアライゼで飲むアサヒの生ビールはとってもおいしいんだけど、都内で飲めるところは数軒しかないのだそうです。

で、内容ですが。
日本のサラリーマン社会の縮図ですなあ。というのが第一印象。ご自身の思い入れのある商品だけに「オレこそ主役」という箇所が随所ににじみ出てます。これだけ大ヒットさせても社長にはなれなかったということだけでなく、よほど会社で腹に据えかねたことがあったのでしょう。この人は努力家でもあるけれど、スタンドプレーと思われてしまうタイプなのですかね。

いつも何気なく飲んでいるビールを取り巻く人々の側面や、ビール業界の構造などを知ることができて興味深いです。

本を読み終えたあと、泊まった宿がスーパードライしか置いてなかったので飲んでみました。温泉に入ったあとだったので余裕で大瓶1本あけたけれど…。うーん。私はサッポロクラシックでいいです。先日生協の通販でまとめ買いしたので。

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新シルクロードの本

先日、こんなニュースを見つけました。

タリム盆地のロプノールで大規模な「地下ダム」を発見
(2005年9月12日/日中グローバル経済通信)

タリム盆地といえばシルクロードのオアシスの道。

小学生の頃、テレビで見たNHKの「シルクロード」。なぜか妙に好きでした。シルクロード展とか正倉院展(横浜そごうでやってたような)に行き、なけなしのお小遣いで図録まで買った記憶があります。

そして今年、番組自体がパワーアップして登場。音楽はヨーヨー・マ。書籍も出ていて、なかなか面白かった。中でも印象に残ったのが3巻の「天山南路 ラピスラズリの輝き 敦煌 石窟に死す」

莫高窟などに秘められた歴史のほか、現在の人間模様もしっかり取材していて非常に興味深かった。

しかし、ラピスラズリと瑠璃が同じものを指すとはこの本を読むまで知りませんでした…orz

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チーズスイートホーム第2巻

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夫婦ともに忙しく、お互いイライラしがちな最近の我が家。そんなある日、身内が「チーズスイートホーム」(週刊モーニング連載中)第2巻を買ってきました。迷子の子猫チーと、ヨーヘーくん一家のお話。こんなときは猫マンガを読んで和むに限ります。

モーニングといえば島耕作(ってこの人いつから常務になってたの?)という人もいると思いますがチーもおすすめっ。今、公式サイトのトップページには、チーのかわいいフラッシュが出てきます~。

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隊長!東京国際ブックフェアであります

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写真:角川書店ブースでは巨大ケロロがお出迎え。同社の書籍を買ったらケロロの携帯クリーナーがもらえました。うれすぃ

今日から東京ビッグサイトで毎年恒例、東京国際ブックフェア(TIBF)が始まりました。さすがに初日とはいえ平日だけにかなりまたーり。といってもそれなりに活気はあり、新規出展社もあり、ちょっとは景気がよくなったのかな~とか思ったりして。

出版業界の見本市なので、書店さんの発注や版権がらみなど現実的な商談もありますが、土日は一般ユーザーも楽しめます。

なんつっても目玉は一般向けの書籍販売。通常の20%割引は当たり前。某社では90%引きとかこの業界の慣例ではあり得ない価格で売っていた本もありました。そこまでいかなくとも、なにか1冊買うとプレゼントがもらえたり、抽選させてくれたりして、お祭りムードたっぷり。予算がある会社だとキレイなコンパニオンさんもいます。洋書バーゲンには楽譜もありました(店員さんによるとオルガンは持ってこなかったとのこと)。入場料1,200円ですが、公式サイトで招待券大量プレゼントとかやってたような。本のバーゲンでまとめ買いすればモトは取れます。

あとはNHKのテキストコーナーで着ぐるみと撮影会をしたり、農文協のブースでヘビを見たりと、あちこちのぞいてきました。JAFMATE社の表紙コレクションの動物写真集には心和みました。


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ビジネスまるごと情報源

marugoto

先日、日経業界紙の購読申込をしたらプレゼントとしてもらえました。
販促品の非売品バージョンです。

マスコミ電話帳に便利情報があれこれ付いたような感じ。システム手帳用に穴があいてる優れもの。

ただ、配達はいつもの新聞販売店とは違う店舗だそうで、集金がバラバラになるのが面倒だなぁ。新聞と牛乳のお金は集金にしてるもんで。


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目指すは「幸せ体質」な女?

リンクさせてもらってるミナ姐さんの日記「幸せ体質」な女へのトラックバックです。

姐さんによると、雑誌「コスモポリタン」に

今すぐなれる! 恋も美貌も手に入る 「幸せ体質」な女

という総力大特集が組まれているらしい。姐さんのサイトに概要がありましたが、幸せ体質になる女への修行への道は何かと厳しいんですな。

最近、久々に7cmヒールを買いました。

とある美容ライターさんが言ってました。「ヒールの高さはオンナのココロザシの高さである」と。そうか。一方で田嶋陽子さんは「パンプスなんて男が女に科した纏足である」なんて言ってたような。

ま、何事も気の持ちようってとこですかね(意味不明)。

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もえるるぶで東京観光

「もえるるぶ東京案内 ~史上最濃! やくにたつ萌え系ガイドブック~」
JTBムック
みさくらなんこつ (イラスト), 風上 旬 (イラスト)

JTB(現在はJTBパブリッシングとして子会社化)の旅行情報誌「るるぶ」のムック。ネット上ではJTBよお前もか、とか言われてた一冊。見本誌を入手。

趣都・秋葉原」など東京のオタクの聖地を案内。
アキバというと、インターネットが定着する前、オンナひとりでMAC専門のパーツショップとか入ると、変な目で見られたもんです。今はヲタの街なのね。隔世の感があります。

ヒロイン「るるタン」(5歳)がかなり萌えキャラらしいです。ストーリーつきでファンにはたまらないのでしょう。FF専用ネットカフェとか、よくわからない店もありましたが、後半の「東京便利帖」はサウナや食事処、リーズナブルホテルなど結構実用的に仕上がってます。終電逃した人にも便利そう

ちなみに、表紙を取り外せば普通のガイドブックのような体裁になります。

メイド喫茶は知ってたけど、コスキャバってのもあるんですか。キャバクラはアレですが、バーやカフェには店員さん見たさにちょっと行ってみたいカモ。お客さんは普通の格好でいいのかしら?

詳細は、イラストを担当した風上旬さんのページへ(公式サイトへのリンクもあります)。ちょっと画像を貼るのは気が引けたので。免疫がない人は絵にびっくりするかも。


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癒しの楽器 パイプオルガンと政治

 移動中の電車の中で少しずつ読み進めていた一冊をやっと読了。草野厚・著『癒しの楽器 パイプオルガンと政治』(文春新書)

 大学教授、政治・メディア評論家として有名な方ですが(『山一證券破綻と危機管理』を書いた人だった)、パイプオルガンが好きで習っていたようです。

 ―多額の税金で買った楽器を独占する一部の演奏家。特定のメーカーと癒着する国立大学の教員。クラシック音楽の世界も政界と同じだ―   (『文春新書1月の新刊』より引用※)

 簡潔にまとめられた文章でありながら、多少内情を知っている人ならピンと来る。文春の編集者ってスゴイ。

 まあ結局は東京芸大オルガン科や、個人的趣向(というよりくだらない見得)から設置に踏み切った自治体首長などをヤリ玉にあげているわけですが、パイプオルガンという楽器を公共財ととらえ、政治学的視点であらゆる方向から調査・考察している数少ない本として読み応えありました。

 本書に対しては、それぞれの立場から賛否両論出てくることでしょう。ただ、パイプオルガンというのは一般の人ではなかなか触れることが出来ないということ、そして東京芸術劇場のように税金で作られた高価なオルガンが活用されていないというのは事実。私も含め、歯がゆい思いをしている人からの共感は得られる一冊です。

 しかし、どこでも既得権益とか政治がらみの話はあるもので。音楽ホールなんて確かにハコモノ行政のひとつですしね。暗澹たる気持ちになってしまいます。

 国内公共施設へのオルガンの設置についてはミューザ川崎のみが完全な一般競争入札だったそうです。お金のない川崎市で、音楽家の言い値で買うような随意契約なんてされたらたまったもんじゃないっすよ。ただでさえ赤字経営が目に見えてるのに。

 せっかく作ったオルガンなのだから、演奏会やスクールなどでどんどん活用してもらいたい、というのが一オルガン愛好者の純粋な願いであります。

※ちなみに「1月の新刊」ですが初版は平成15年1月です。ゆえにミューザ川崎は、本書内では川崎市の新ホールといったような表現になってます。

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電車男

「あさま」の車中、時間つぶしにと買った同書(新潮社刊)を読み終える。

ネタか実話か、なんてことはあまり気にならず、「ええ話やなぁ」と思ってしまいました。
2ちゃんのログを書籍化したものなのですが、まとめサイトもあったのね…。1300円損した気分だけど、まいっか。
売り上げもよいそうで、編集担当者の才覚に感心いたしました。

主人公はアキバ系ヲタクな青年ですが、周りのアドバイスを受けながら美容院に行き、コムサイズムで服を買う、という努力を重ねる姿勢が非常によろすぃ。男女関係なく、恋をするとドラスティックに変わるものですものね(遠い目)。「これから荒波へ乗り出すチャレンジャーへ」は、突然デートの日取りが決まった殿方には非常に参考になるリンク集でありましょう。

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