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駅伝がマラソンをダメにした/生島淳

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駅伝がマラソンをダメにした/生島淳(光文社新書)

毎年行われる箱根駅伝。卒業生にとってはお正月の娯楽のひとつでありましょう。なぜあそこまで各大学が気合を入れてくるのか。また、日本の女子マラソンが世界トップレベルにあるのに対して、男子がイマイチなのか、興味深い考察があります。

目次の章立てを見て速攻買いました。
第1章 変わる箱根駅伝
第2章 テレビが生んだ駅伝中心主義
第3章 新興校を分析する
第4章 伝統校を分析する
第5章 駅伝がマラソンをダメにした
第6章 女子マラソンはなぜ強い

えー、ワタクシ、マラソンも駅伝も、これといって興味があるわけではなく、国道1号や15号に近いところに住んでたのでなんとなく見てた、という感じでしょうか。

目標に向かって頑張ることは素晴らしいし、彼らの努力と結果に対しては賞賛します。レースも見ごたえあるし。その一方で、悲壮感漂わせつつ走り、テレビが不必要までにお涙頂戴的に盛り上げていることに、以前から疑問がありました。スポーツ推薦で入った学生があまり勉強せずに専門科目の単位を取ってた姿を見て「なんだかなあ」と思ったという記憶があるためでしょうか(了見狭くてすみません…)。もうスポーツの活躍だけで受験生が増えるという時代じゃないと思うんだけど。

箱根駅伝の観戦ガイド的読み物として、かなり面白い一冊です。駅伝は現場で見るより家のテレビで見ていたほうがレースの概要がわかる、というところには思わずうなずいてしまいました。

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