<鑑賞記>4/5 オルガンエンターテインメント
トリフォニーホールは初めて行きました。立派なホール。墨田区ってお金あるなあ。
当日券を買い求める人の列ができてました。
プログラムも遊び心一杯。どこが?
ほらね。メッセージカードみたいでしょ。
1部はクラシック、2部はジャズ、ミュージカル、ポピュラー。プログラムは先日のエントリー参照。客層は老若男女。意外と若い男性が来ていました。来日中の外国人と思しき人も複数見かけました。
トリフォニーホールのオルガン特性をフルに生かした演奏、というのが第一印象。手足だけでなくメモリーボタンも活用していてストップが派手に動き、多彩な音が出ていました。アランのリタニはいい曲ですね。トルコ風ブルーロンド、ドラムもなくどうするんだろうと思ってましたが、パイプオルガン1台でできるものなんだなあと感嘆。
山口さんはハモンド、アトリエ、パイプオルガンと、いろんなオルガンを学んできただけあって、感性だけに頼らない、技術的にも裏打ちされたシュアーな演奏が特色。パイプオルガンは鍵盤も構造もいわゆる電子オルガンとは違うので、ただ電子オルガンの譜面とノリで弾けばいいというものではないのです。以前、別のジャズオルガニストのパイプオルガン演奏を聴きましたが、違和感があったのは、そのパイプオルガンの特性と奏法を捉えきれてなかったためなのかもしれません。となぜか上からの物言いをしてみます。いいんですレビューなんですから。
閑話休題。
ちなみに「意外な楽器」とは、オペラ座の怪人でのグロッケンでした。パイプオルガンのイス正面向かって右側にグロッケン置いて右手で弾き、左手はオルガンで和音押さえてました。視線は当然グロッケン(笑)。
アンコールは十八番のティコティコ。パイプオルガン用に一部アレンジされていたようです。数年前、「耳で聞いて自分で譜面起こせるなら弾いてもいいよ」とご本人からいわれたことがありますが、何度聞いてもあの指の動きにはついていけない…orz。
見せ方にも凝っており、各鍵盤ごとにカメラを設置して弾いているところをモニターで投影していました。見せ場を確実に投影していたので、普通の人じゃないな、と思ってましたが、操作の人もオルガニストだったと聞いて納得。クラシックの曲(タンホイザー序曲)でミラーボールが回るのなんて初めて見ました。といっても下品でなく、満開の花吹雪を思わせて、雰囲気に合ってましたよ。
ちなみに午前中のポジティフオルガン体験教室の講師は、東京芸大の院生で、ららぽーと豊洲のオルガニストでもある大木麻理さんでした。このオルガンコンサートシリーズは次回に続くそうです。オルガニストは今回ゲストで出た勝山雅世さん。TRMな方々でつないでいくのでしょうか。
とまあ、満足のコンサートでありました。
以下蛇足。
館内にはアート作品が設置されていますが、コンサートホールというハレの場に合ってるのか合ってないのか正直言ってわからないものも多かったです。レクチャー受ければまた見方変わるかもしれませんが。
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