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1/6 東京国立近代美術館フィルムセンター 小林弘人

先月本館でネタ振りをしつつ、レビューなのでこちらにUPすることにしました。ついでにレビュー/鑑賞記なるカテゴリも作ってみました。

さて、昨日出かけたのは、京橋にある東京国立近代美術館フィルムセンター(NFC)でのイベント。無声映画にピアノ伴奏をつけるという試み。

シネマの冒険 闇と音楽:生誕百年の監督たち
1/6(金)諧謔三浪士(1930年)
ピアノ演奏:小林弘人

内容紹介(公式サイトより)
稲垣浩が無声映画期に得意としたナンセンス時代劇のひとつで、幕府の転覆を狙う一味を3人の浪人たちが奇抜な方法でこらしめる。
(監)稲垣浩(原)田中務(脚)稲垣浩(撮)酒井健三(出)片岡千恵蔵、尾上桃華、瀬川路三郎

お正月休み明けの金曜ということで、大混雑することもなく、まったりとした雰囲気。映画の内容自体は、私が最も苦手とする時代物でしたが、クスっと笑えるシーンが多くて意外と楽しめました。片岡千恵蔵って当時はイイ男だったんですね。敵役がどーしても小川直也に見えて仕方なかった。

舞台下手にグランドピアノが1台。相変わらず美しく丁寧な弾き方です。時代物らしく日本の旋律や和音を取り入れつつも、フレンチテイスト漂わせる即興演奏。現代音楽やフランスのピアノ曲への造詣が深いだけのことはあります。トリルや火サスのようなスリリングな効果音なども散りばめられていました。フィルムが不完全のため、場面の切り替えのタイミングが難しそうだな、という印象。自分が後方の席に座っていたからかもしれませんが、無駄に盛り上げるような過剰な演奏でなかったので聴いていてラクでした。

小林さんといえば東京芸大でも教えておられますが、現在は作曲・編曲、指導がメインで、ピアノ演奏が聴ける貴重な機会。かつて某メーカーの電子オルガンの世界で大活躍し、郷里では天才少年の誉れ高かった、といえば思い出す方もいらっしゃるかも。電子オルガンについてものすごーく詳しい、というか歩くオルガンブルーブックといっても過言ではないです。

映画は他にもあり、ピアニストも総勢6名なので、聞き比べてみるのもいいかもしれません。

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受信: 2006.01.07 23:26

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