<鑑賞記>5/5神保町シアター「東京の女」他ピアノ伴奏付
昨日はようやくいいお天気になったので出陣。
ゴールデンウィーク特別興行
巨匠たちのサイレント映画時代2
5月5日
神保町シアター
『和製喧嘩友達』(短縮版) 昭和4年
『東京の女』 昭和8年
監督:小津安二郎
ピアノ伴奏:小林弘人
ロビーも人いっぱい。ほぼ満席。
小林さんは弾き方がきれいなのと、確実な演奏をされる方なのですが、連続で足を運んだ理由は、やはり作曲や編曲が多く、舞台で聴ける機会はあまりないので。サイレント映画の伴奏は、柳下さんの頑張りはもちろんですが、この方もサイレント映画伴奏のイベントを奏者として支えている貴重なピアニストのひとり。
天気が良く湿度が低かったのか、ピアノがからっとした音で前回よりいい感じでした。特に『和製喧嘩友達』は冒頭からワルツが入って軽快。映画自体も短かったので(本来は長いらしいですが)、楽しく観るのにぴったりでした。今回見た3本の中ではこれが一番気に入りました。
『東京の女』はちょっと松本清張ドラマのような導入部(音楽がね)。映像との展開も合っている一方で、現代音楽が専門だけあって自在に弾いている感じがしました。
どの作品も当時の生活やオフィスの様子がわかる小道具がたくさん出てきて興味深かったです。しかし東京の女はストーリーが…どうしてこんなに男が女を叩くシーンが出てくるんだろうとイラッときますね。男がそんなことで簡単に死ぬんじゃないよとか、恋人(田中絹代)にもあんたも余計なことを、と思ったり。時代なんでしょうね。新聞記者の不愉快な振る舞いだけはリアルでした。女優陣は岡田嘉子などさすがのきれいどころ。
ピアノはビクターだそうです。電子オルガンだけでなくピアノ製造にも参入してたんですね。ネットで調べたところ、中のフレームにもビクターのマークが入っているとか。実際にはアトラスやフローラといったメーカーが作っていたようですが。
本日までですがかなりの人出のようです。
映画が終わってロビーに出たら若い女子がいっぱい!こんなにきてたっけ?と思ったら吉本目当てのようでしたw
観たあとは、余韻に浸るべく東京駅近くのTOKIAのベルギービール屋へ。レフブロンドを飲みながら、ハモンドとはいいませんがオルガンでの伴奏もぜひ開催してほしいと考えたりなんかして。これこそ弾ける方小林さんと数名しか思い浮かびませんが…。





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